極私的覚書

03 Windows 10 に付属の「フォト」を使って動画を編集

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 windows 10 では「ムービーメーカー」 の代わりに「フォト(ビデオ エディター)」が用意されています。
 「ムービーメーカー」を新たにインストールする方法をコチラ↓で解説しています。
02_01 安全に「Windowsムービーメーカー2012」をダウンロード

アニメ作成…パラパラ漫画の要領で

フォト(ビデオ エディター)の起動
[スタート]→「は[ビデオ エディター]」→[新しいビデオ プロジェクト「空白のプロジェクトを開始する」]→「ビデオの名前を指定」

 ここでは「アクリルロボットを SketchUp 8 で動かす」と名前を付けています。

「プロジェクト ライブラリ[追加(写真とビデオをこのプロジェクトにさらに追加する)]→ここでは[このPCから]」

「開く」から「ピクチャ」内の目的のフォルダを開き、画像ファイル(全36コマ)を選択して[開く(追加)]
 JPG画像は「複数のレイヤを使ってアニメーション作成」で作成した「SketchUpアニメーション(シーン)」のスクリーンショットです。
「マイドライブ - Google ドライブ」に[圧縮アーカイブ:6s3_Aani-migi.zip 5.02 MB]がアップ(共有)してあります。

 「追加(全選択状態)」されました。「ピクチャ」に空のフォルダ「ビデオ プロジェクト」ができています。

[ストーリーボードに配置] 図ではドラッグしています。

 [期間(表示時間)]がデフォルトでは 3.0(秒)になっています。アニメ再生に適当な時間(ここでは全て同じ値)に変更しましょう。
「ストーリーボード」内の任意のコマ(カード)をクリックして選択→[Ctrl]+[A]で全選択

[期間]でコマの再生時間を一括設定(ここでは 0.05秒)
トータルの再生時間が計算と合わないようですが?気にせず[再生]
 当方の環境では「プレビューウィンドウ」の動きがぎこちないため、[期間(0.1秒)]でコマ数と再生時間の値を合わせてみました。

右上の[X(閉じる)]ボタンをクリック
 何も聞いてこないで、「フォト(ビデオ エディター)」が(作業内容をどこかに保存?したうえで =^x^;=)終了されます。


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再起動→「マイ ビデオ プロジェクト」から作業中のプロジェクト[アクリルロボットを…]を指定

 コマ数を増やして連続した動きを続けましょう。
「プレビューウィンドウ」の「シークバー 」のボタンを最終位置までスライドする(再生経過時間と再生時間の表示値が一致)
「プロジェクト ライブラリ」内の先頭のデータ(ここでは[01.JPG])をクリックして選択→[Ctrl]+[A]で全選択
→[ストーリーボードに配置(選択した項目をストーリーボードに追加)]
 最後尾に「追加」されます。

同様の操作をあと2回繰り返す
 アクリルロボットの「足の動き」を36コマのループで表しています。ここでは4ループを1カットとしています。

[期間(0.1秒)]で[再生]して動きを確認

 アニメに適した[期間(秒数)]を決めるのに、入力値を小さくしながら探ってみました。
期間 0.1~0.07秒→再生時間 0:14.40、期間 0.06~0.04秒→再生時間 0:09.60、期間 0.03~0.01秒→再生時間 0;04.80
 ここでは 0.06にして、1秒当たり15コマの再生速度(1.6コマ打ち)にしています。

[ビデオの完成(共有可能なビデオ ファイルをエクスポートする)]

 作品のワンシーン(カット)の「ビデオ クリップ」として[エクスポート]します。
「ビデオの画質[高 1080p(推奨)]を選び、元絵が置いてあるフォルダと同じ名前を付けて、ここでは「ビデオ」内の作業フォルダに保存

 完了すると「フォト」の再生画面が開いて、確認することができます。


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ビデオ プロジェクトをエクスプローラーで管理する

 起動画面に「一部のビデオ プロジェクトが見つからないのはなぜですか?」と…なぜでしょう =^x^;=)
[詳細はこちら]→「OneDrive video project syncing in Photos app」だそうで…
 ここでは「ムービーメーカー」時代同様、ローカルのエクスプローラーでビデオファイルの管理を行っています。

[鉛筆マーク(ビデオのタイトルの変更)]→「ビデオの名前を指定」で元絵フォルダ名に変更

プロジェクトのバックアップ

[…(もっと見る)]→[プロジェクトのバックアップ(ビデオ プロジェクトをファイルにバックアップ)]→
「他の場所で使用するためにプロジェクトをバックアップ」
(このプロジェクトと、プロジェクトに追加したすべてのメディアを1つのファイルにまとめて、別の PC で使用できるようにします。)
[バックアップの場所を選択]→「ピクチャ」の元絵フォルダ内に[保存]

 「ファイル管理」では「名前」と「場所」の標準化が重要です。

 次のシーン(カット)用の素材[6s3_Aani-toukaku.zip 5.67 MB(前のカット用と同一仕様)]をアップ(共有)してあります。

ダウンロード先で展開して「ピクチャ」内の作業フォルダに移動

 「ミュージック」フォルダにも、音楽関連の操作を行ったため「ビデオ プロジェクト」ができています。
後述の操作のため、自動作成されるフォルダ「ビデオ プロジェクト」をその都度削除しておくこと

前のカットと同様の作業を続けて、次のカットの「バックアップ .vpb」と「ビデオ クリップ .mp4」をそれぞれの作業フォルダに保存する
 カット2はカット1と全く同じ作りにしたため、ここでは「バックアップ .vpb」を作成していません。

カットをつないでシーンを作成

作品のワンシーンとして「新しいビデオ プロジェクト(6s3_Aani-migi~toukaku)」を作ります。
「プロジェクト ライブラリ[+追加]」→作業フォルダを開き、ビデオ クリップを選択して[開く(追加)]→[ストーリーボードに配置]

[ビデオの完成(シーン1)]→「ビデオ」内の作業フォルダに[エクスポート]

エクスプローラーで進捗状況確認

 「ピクチャ」内の「ビデオ プロジェクト」に「カット1_2(ビデオ クリップ)」がコピーされています。
削除して「ビデオ プロジェクト」内を空にするか、「ビデオ プロジェクト」そのものを削除します。

 「カット1_2」を合わせた「シーン1」を
「アクリルロボットを SketchUp 8 で動かす(習作1)」とタイトルを付けています。


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バックアップしたプロジェクト(.vpb)の復元

別の PC で使用(他の場所で使用するためにプロジェクトをバックアップ

 LINEでやり取りしています。

 !!??…残念なお返事が… 先方のディレクトリが合っていることは確認しました。

 [バックアップのインポート]で意図せぬ結果が生じる場合は、以下の方法を試みてください。当方のPCで再現しています。

「新しいビデオ プロジェクト[…(もっと見る)]」
→[バックアップのインポート(ビデオ プロジェクトのバックアップ ファイルをインポートする)]
→「ピクチャ」内の作業フォルダに置いてあるバックアップ ファイル(.vpb)を[開く]

 不具合を再現できました !!??… 「ピクチャ」に壊れた?「ビデオ プロジェクト」ができています。当然、削除 (=^x^;=)

「プロジェクト ライブラリ」を更新する

「プロジェクト ライブラリ」内の任意の画像をクリック(選択)→[Ctrl]+[A]で全選択→右クリック[削除]→
「よろしいですか?プロジェクトから削除したすべてのものは、ストーリーボードからも削除されます。」→[削除する]

「プロジェクト ライブラリ[追加]」→[このPCから]」
「開く」から「ピクチャ」内の作業フォルダに置いてある目的のフォルダを開き、素材ファイルを全選択して[開く(追加)]

当方の環境では、また壊れた「ビデオ プロジェクト」ができて失敗 !!??…
同様の操作(「ビデオ プロジェクト」フォルダの削除、「プロジェクト ライブラリ」の更新)を繰り返し
空の「ビデオ プロジェクト」フォルダができたら成功 !! OK …

 Windows 10 フォト(ビデオ エディター)の仕様↓です、しようがない…(=^x^;=)
バックアップが作成された時点での、「ピクチャ」内の「作業フォルダのディレクトリ構造(「ビデオ プロジェクト」の有無を含めて)」を
どこかに記述している !!??…
 作業フォルダを「ピクチャ」に置き、自動で作成される「ビデオ プロジェクト」フォルダは常に削除して、問題を回避しています。


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プロジェクトの複製

「カット1」と「カット2」は全く同じ構成で作られています。同様のカットを素材画像を差し替えていくつか作成しましょう。

「圧縮ファイル[6s3_Bani-migi.zip]、[6s3_Bani-toukaku.zip]」をダウンロードして展開

 プロジェクト「6s3_Aani-migi」を開いています。
[…(もっと見る)]→[プロジェクトの複製(このビデオ プロジェクトを編集)]→
「このプロジェクトのコピーを作成(コピーの名前を選択してください。)」→別名(6s3_Bani-migi)を付けて[OK]

ファイルの置き換え
 ダウンロードした圧縮ファイルをここではダウンロードフォルダ内で展開しています。
作成されたフォルダ「6s3_Bani-migi」から画像(01~36.JPG)を「ピクチャ」の作業フォルダ「6s3_Aani-migi」へ移動
「ファイルの置換または…(宛先には同じ名前んファイルが 36 個存在します)」→[ファイルを置き換える]

元の圧縮ファイルは「ビデオ」の作業フォルダに移動(保管)、展開して用済みとなったフォルダは削除

 サムネイルは元のままですがプレビュー画面が変更されています。
再生して確認 !! OK …

[ビデオの完成]→ワン カットの「ビデオ クリップ」として、「ビデオ」の作業フォルダに[エクスポート]

 同様のカット作成を、手順を変えて行っています。
エクスプローラー画面を複数開いて、ドラッグアンドドロップで画像ファイルの移動(置換)

プレビュー画面再生で確認 !! OK …
[鉛筆マーク(ビデオのタイトルの変更)]→「ビデオの名前を指定」で元絵フォルダ名に変更→[ビデオの完成]

 さらに「圧縮ファイル[GBm13x2_ani-toukaku.zip]」から複製を作成し、計5カットで「アクリルロボットを…(習作2)」としています。

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 「フォト(ビデオ エディター)」は手軽に動画編集を行うことを目的としており、「ムービーメーカー」と同じ機能はありません。
当方では、XP機や7機に搭載された旧「ムービーメーカー」を現役で使用(=^x^;=)

 次ページからは、Excel 2016 で作成する「特殊効果」を紹介しています。
作品例(シリーズ「アクリルロボットを SketchUp 8 で動かす」)↓

アクリルロボットを SketchUp 8 で動かす 続・アクリルロボットを SketchUp 8 で動かす
   
新・アクリルロボットを SketchUp 8 で動かす アクリルロボットを SketchUp 8 で動かす・征服

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